
MT3からMT4になり、ブログからCMSツールへと機能も充実している。
しかし、MT2.6から常々、標準機能、標準プラグインとなって欲しいのに未だになっていないものがいくつかある。
ということで、時期バージョンアップの期待も含めてリストアップ!
1.カテゴリアーカイブのページ分割
このプラグインはすでに数種類のものが出ているので、活用することは可能であるが、設置するには他のプラグイン設置よりもハードルが高い。
MT4.0になってから、月別カテゴリアーカイブという、ちょっとページ分割に近い形のアーカイブテンプレートも出現したが、ブログとしては使えるが、CMSツールとしてはそのまま使えないのが実情だ。
2.メールフォーム
これは是非ともデフォルトでついて欲しい機能。
ブログのときは、コメント機能の流用でもなんとか使えたが、CMSツールであれば、是非とも正式に欲しいツール。
これも外部プラグインがあるが、1のカテゴリ分割以上に設定が難しい。
メールフォームのCGIを別途、追加することも一般ユーザにはハードルが高い。
その他のCMSツール、例えばXOOPS、wordpressなども問合せフォームはプラグインであるが、MTよりは比較的、設置導入は簡単。そして、これらはもちろん無料・フリー。
MTのメールフォームは商用の場合、有料のものもあり。
この2つが、最優先機能。
つぎに欲しい機能として、
3.カテゴリのソート
日本語のカテゴリソートで有名なのは、藤本壱さんのカテゴリーとフォルダを並べ替えるプラグイン。
これは、本当に便利で設置も簡単。
標準で導入されていれば、初めてのユーザでもカテゴリ設定のハードルもかなり低くなり、強いては、Web構築の根幹であるカテゴリ構造を熟考しやすくなる・・・かも。
4.ブログ投稿時のリッチテキストエディタ機能(WYSIWYGエディタ)
現在、投稿時にテキストの編集ができる機能は、文字のサイズ変更、太字、斜体など一部に限られている。
無料のASPブログサービスのエディタ機能から比べるとかなり遜色がある。
外部プラグインで対応できるが、これも万能とはいえないので私は強く導入は薦めていない。
SEO対策もされたXHTMLに準拠したエディタの導入を望む。
上記、4点が標準装備されるだけで、一般ユーザが継続して運営していくことが格段に飛躍すると思っている。
確かに、外部プラグインも充実しており、以前は海外のプラグインが多かったが、最近は日本発のプラグインも多く、実現したいWeb構築の強い見方になっている。
MT3のときは、CMSツールとして構築するにはこの外部プラグインでのカスタマイズがとても有難いものであった。
しかし、MT4になってからは、外部プラグインだったものが標準機能(たとえば、カスタムフィールドやコメント投稿時のCAPTCHA認証など)になったりと、標準機能だけでも充分活用できるようになりつつある。
また、MTIFなどの条件分岐構文などMTタグの拡張性が広がったおかげで格段にカスタマイズしやすくなっている。
なので、MTのバージョンがアップする毎に、制作サイドでは、カスタマイズやWeb構築提案の幅が広がり、腕のみせどころではあるが、実際のエンドユーザにとっての運営しやすいバージョンアップに期待したいところである。
時期、バージョンアップが待ち遠しくもあるが、このバージョンアップの更新、毎回かなり神経を使う作業である。もう少し誰でも簡単、安心にできるようになってくれると有難い。
結局これがいちばん最優先の機能なのかもしれない。