当初10月発売が、毎度のことですが遅れて11月下旬に。
ただ、今回はバージョンアップした際の既存のトップページ(ブログトップページ)と、MT5で新設された新しい概念のトップページ、ウェブサイトとの連動がうまくいかないということで、いろいろ問題が発生しているようであった。
なので、今回はベータ版の推移を見てはいたが実際試すことはしなかった。
MT4でブログツールから、CMSツールへと進化したが、このMT5はさらに一般的なWebサイトとして構築できるような構成になっている。
MT3、MT4と、ブログテンプレートをWebサイトとして構築できるようにカスタマイズしてきた人間にとっては、
MT5のページ構成は、通常のウェブサイト構成に近くなったといえよう。
しかし、MT4ユーザにとっては少しの切替が必要かもしれない。
そしてバージョンアップするにはさらに高いハードルではないかという条件が提示されている。
Movable Type 5.0 ベータ「MT 4.xからの変更点およびバージョンアップの際の注意事項」 より引用
・MySQL 5.0以上のみをサポートします。(Enterprise は、Oracle Database 11gとMicrosoft SQL Server 2008をサポートする予定です)。SQLiteとPostgreSQLはサポートされません。
・Perl 5.8.1 以上のみをサポートします。
・ダイナミックパブリッシングを利用するには、PHP5.xが必要です。
・文字コードは UTF-8 のみをサポートします。
SQliteユーザは、変更が必要。
MTがインストール可能なサーバは、基本的にはMySQLを提供しているので切り替えは可能である。
しかし、1つしかMySQLを利用できないなどのサーバ環境の場合、すでに別のツールなどで使用している場合はできないということになる。
文字コードUTF-8は、MT3ユーザからのバージョンアップユーザではUTF-8でないことが多い。
この移行が問題なく行なわれることが、バージョンアップの鍵になってくる。
とはいえ、私もベータ版レビューやMT5の紹介記事だけの認識なので、そうそうにMT5での可能性を早く探ってみたいと思っている。
MT3、MT4ユーザは前回同様、バージョンアップ優待価格が設定されているので、検討が必要だ。
MT5へのバージョンアップが今後の運営に有効であれば、優待価格でとりあえず購入しておくのが賢明かと思う。
通常価格は、1サーバ・5ユーザで63,000円。(11月25日発売前日前までMT4の価格と同じ52,500円)
またまた値上がりだ!が、MT4ユーザは、
MT4ユーザ優待版として、21,000円で購入できる。
この期間は、発売して約半年間、2010年6月末まで有効であるので、MT5発売後にゆっくりMT5の評判を探ってから、購入しても遅くはない。
私は今回はベータ版お試しはやめて、MT4ユーザ優待版を購入して、MT4→MT5バージョンアップを行なうつもり。
またその方法などについては、MT4→MT5で構築したサイトで報告しようと思っている。
ご期待ください!(笑)