twitterから「@yonda4 本の書名」をつぶやくことで、自分の読書記録が作れるサービス 読んだ4!。
yonda4ユーザーに呼びかけてつぶやくという、ツイッターを利用したウェブサービス。
フォローしたり、されたりする必要はない。
「@yonda4」に読んだ本をつぶやけばよい。
またそのあとに、半角スペースをあけて感想もかける(もちろん、140文字内で)
今までも、読書記録、履歴、書評などを書くブログサービスや共有サービスなどのウェブサービスがあった。
ただ、読書記録だけでなく、感想や書評などを書かないとかっこがつかない気がして躊躇していたところがあった。
この読んだ4!のサービスは、つぶやくだけで読書メモが記録されていく。
自分の記録を見るには、http://yonda4.com/user/twitterのユーザ名 でamazonの本画像と題名(+感想)が表示される。
私が登録開始した8月末、全体の登録数は7,000冊だったのが、その2週間後(9/10現在)10,000冊に届く勢いだ。
本離れと言われているが、これだけたくさんの人たちが本を読んでいると思うとなんだかうれしくなってくる。
始めは慣れないのでマニュアル通りの使い方だったが、他のユーザのつぶやき方を見ていると、
リストには表示されない出版社などを表記している人、感想を文字ではなく、星の数で表している人など、残りの文字数を自分の読書リストがわかりやすいように工夫している。
基本的には、AmazonのAPIを利用しているようであるが、書名や本の画像をクリックすると、すぐにアマゾンのサイトへ飛ぶのではなく、@yonda4に投稿したユーザの140文字内のレビュー一覧、ついでアマゾン上のレビュー5件が、yonda4のサイト上に表示される。
Twitterの使い方は、これまで情報収集として利用しており積極的につぶやくことは無かったが、こんな形でつぶやくことで読書ログができるなんて画期的である。
発想したことをすぐにプログラム技術をもって実現してしまう!
これはウェブサービスが、オープン化されたり、API(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を公開したりする環境からも、今後どんどん実現可能になっている。
広く普及するためには、もちろんニーズに合うことが必要だが、このオープン化によってサービスがさらに新しい発想を生み出し、サービスのサービスが広がっていく。
ウェブサービスからさらに派生したサービス、それは本当に必要な人たちだけが使う絞り込まれたサービスになってくる。
利用者はコアで少ない数かもしれない。
ただ、それぞれのサービスやユーザは、その中で孤立しているのではなく、横もしくは多方面のつながりがも発生してなんらかのネットワークを作り出し、相乗効果が生まれる、
そして機能はさらに高度になり充実していく世界・サービスになっていくと考えたい。
このyonda4!の開発者、秋元さんのサイトでの「「読んだ4!」リリース」に書かれているコンセプト。
日常を記録するタイプのウェブサービスでは、記録したいときに記録の手間を
どれだけ下げられるかが重要だと考えています。
読んだ4!では、利用者にまた別の新しい利用登録等を強いることなくtwitter
をメッセージ基盤として活用する方式を考えました。・・・
なるほど、まさにこれ。
簡単にだれでもすぐに利用できるサービス。
Twitterって、まだまだこれから面白くなってきそう。
読書の秋、本好きの人は、読んだ4!→Twitterをはじめてみてはどうでしょう。