風景印の収集とともに、「郵趣のための押印サービス」にも郵便局に足を運んでいる。
5月20日発売のドラえもんの押印に行くことを予定していた。
ドラえもん切手、過去にも何回か発行されていて毎回人気の切手だそう。
今回はドラえもん開始から50周年記念であり、連載初期のカットで私たち世代には懐かしい絵と色合いである。
金沢中央郵便局では、切手の一つと同じカットのちょっとぽってりシルエットの手押し印(絵入り)。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、郵便窓口でのサービスが中止。
◎ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5 月の特殊切手等の発行に伴う郵便窓口での
「郵趣のための押印サービス」の取扱いを中止させていただきます。
特殊切手等の発行に伴う郵便窓口での「郵趣のための押印サービス」の取扱いの中止:日本郵便お知らせ
うーむ、こればかりは仕方がない。
さて説明遅れましたが、「郵趣のための押印サービス」とは、特殊切手・ふるさと切手・グリーティング切手の発売日にこの切手にちなんだ絵柄などの押印サービスです。
台紙等に切手を貼付して押印する「記念押印」と、実際に差し出される郵便物に切手を貼付して押印する「引受消印」がある。
石川県では、金沢中央郵便局・発売日当日のみでの押印サービスが多い。
たまに発売日から数日の期間設定があったり、金沢南郵便局などでも押印サービスがある場合もある。
この窓口サービスが5月、6月は中止となっていた。
ただ、もう一つのサービス「郵頼」は通常通り扱うとのことで、申込期限も延長するという嬉しい措置が取られていた。
そこで初めての郵頼に申し込むことにした。
この郵頼とは、文字通り郵送で依頼するもので、あらかじめ切手代金、押印台紙、返信用封筒などを郵頼指定郵便局に郵送する。
初めてなので郵便局の説明だけではちょっと心配なので、いろいろ検索した結果、
郵便屋さんからの手紙さんの「特印・絵入りハト印を郵頼する」が大変参考になった。
今回私の依頼は、ドラえもんグリーティング切手
・84円切手シート1枚購入(840円)
・消印の種類:押印機
・同封したポストカード1枚に、1個押印(押印場所を図で指示して依頼)
・依頼先:東京中央郵便局
さて郵便局に行って、「郵頼を申し込むので小為替で840円ください。」とお願いしたところ、
普通小為替よりも、定額小為替450円2枚の方が手数料を含めて金額が安いとのこと。
超過分60円は切手で返信されるとのこと。
届いた返信用封筒に、確かに20円切手が3枚同封されていた。
押印機の絵は窓口サービスの場合、通常主要都市の8県でしか押印出来ない絵柄で、地方に住んでいる場合は、手押し押印となり絵柄が違う。
なので、この押印機の絵柄が欲しい場合、郵頼のサービスを利用するしかありません。
ましてやこのコロナ禍、移動がままならない以上、風景印も含めこの郵頼サービスをしばらく利用することになりそう。
とはいえ、収集だけが目的でなくて、窓口に行って郵便局の方とコミュニケーションするのも魅力の一つなんですよね。
はやく通常通りに窓口サービス利用が出来ることを祈りつつ、次回の郵頼の準備に勤しむ。
猫好きにはたまらない9月25日発売の「ハッピーグリーティング」
切手に猫の絵柄はないが、シートに書かれたイラストの猫たちが今回の絵入り押印機のモデルなのだ。
今度の定額小為替の購入。
切手は仕事上よく使用するので、定額為替1000円x1、手数料100円x1、おつり分160円(120円+20円+20円)切手でもいいかも。
手押しの柄は、94円切手のイラストのインコ。この絵柄もかわいい。
現在は金沢中央郵便局の窓口サービスにて押印してもらえそうですが、以下の案内もあることだしもう少し自粛することになりそうだ。
◎ 新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、「郵趣のための押印サービス」については、可能な限り「郵頼」をご利用いただきますよう、よろしくお願いいたします。
◎ 押印の時間については、郵便局の営業時間よりも短縮して行うこと、また、特設会場での押印を中止する場合がありますので、予めご了承ください。
参考:今後の切手発行一覧:郵便局