※この記事は2006年3月の記事です。MTの古いバージョンの情報なので、参考程度にお読みください。
MTのインストールは、一般的にBerkleyDBを設定。
この理由は、どのサーバにも標準でインストールされているからです。
他に設定できるデータベース(DB)として、MySQL、PostgreSQL、SQLiteがあります。
一般的に、上記3つのDBがあるが、サーバの標準設定にはなく、オプション契約として、別料金が発生します。しかし、最近は、標準のメニューで上記DBも搭載しているところがでてきており、低価格で可能になってきています。
そこで、ユーザ様のサーバに標準設定となっているSQLiteの設定を行なう。
というのも、MTのVer3.2からSQLiteも設定できることになったことで、MTのバージョンアップと同時に、BerkleyDB→SQLite移行を試みる人がいて、BerkleyDBより格段に処理が早くなったというので、早速試してみる。MySQLなどからの乗り換え情報も。
設定方法は、mt-config.cgiのDB設定のところのSQLiteの設定を有効にし(#シャープを削除)、以下のようにDBのディレクトリとファイル名を記述する
Database /*****/cgi-bin/mtdb/db.dat
ディレクトリ名、ファイル名は好きな名前でOK。
はじめ、BerkleyDBの設定と同じだと思い、ディレクトリ名だけ指定したが以下のようなエラーが出力されちょっとストップ。
Cannot connect to DB: unable to open database file(1) at unable to open database file(1) at dbdimp.c line94
そこで、ファイル名を記述することでエラーを回避。
BerkleyDBは、設定したディレクトリ上にたくさんのファイルが出来上がるが、SQLiteは、指定したファイル名が1つだけできる。(うーん、これってどうなんだろう?)
BerkleyDBは、Ver3.2になっていろいろと不具合がおこっているので、可能であれば他のDBにバージョンアップしたほうが得策かもしれません。
特に、Ver.3.1系からのバージョンアップでの不具合が多いです。新規にインストールの場合は、特に問題はないようです。
どちらにしても、この先どんどんデータが増えてくるので、ページのカスタマイズ(カテゴリのページが長~くなるetc)と合わせて、DBの移行も考えてみてもいいかもしれません。