MT5.0からMT5.1へのアップグレードを行い、MT5.1の新機能の簡単なレビューの報告。
まずはMT5.1へのアップグレード!
さて、手順。
1.MySQLのバックアップ
PhpMyAdminでMySQLをバックアップする。
レンタルサーバのコントロールには、MySQLを設定するところには、概ねPhpMyAdminツールを利用できる。
さくらインターネットでは、コントロールパネル>MySQLの設定で、管理ツールログインでアクセスが可能。
全般的なMySQLのバックアップ方法は、Movabeltype.jpの参考:phpMyAdminでも書かれている。
2.MT管理画面でのバックアップ
システム>ツール>バックアップで行う。
3.追加プラグインのMT5.1での互換性について、確認
まだまだリリースされたばかりとはいえ、ベータ版などですでにプラグイン開発者は対応してくれている。
今回、標準設定になったカテゴリの並び替えに伴い、藤本壱さんのカテゴリソートプラグインを導入している場合は、特に注意。
・カテゴリとフォルダを並べ替えるプラグイン
Sort Categories And Folders 1.0
このプラグイン利用者のために、移行プラグインが用意されており、標準プラグインへのスムーズな移行が行える。
藤本さんの今までのカテゴリソートプラグインの功績と、移行まで指南してくれるうれしい心遣いに感謝<(_ _)>
MT5.1アップグレードが完了したあとに、以下のプラグインを使って移行を完了する。
SortCatFldデータ移行プラグイン
移行については、7.に記載。
私は、もう一つ
・静的ページ用ページ分割プラグイン
PageBute3.5.0
これも利用しているが、とりあえずMT5.1でも問題なく稼動しているようである。
4.MobableType5.1のファイルをダウンロード、解凍
ライセンスの場合、セキュリティアップデート用のMT5.05、MT4.29もダウンロードできる。
MTOSの場合は、movabletype.jpからダウンロード。
5.上書きアップロード
FTPで同じディレクトリにアップロード。
今回は、上書きアップロードで簡単バージョンアップ。
(いつもは当方、別フォルダを設定、新規アップロードしてからフォルダをリネイムする方式で行う方が多い。)
完了後、管理ページURLへアクセスし、アップグレード開始ボタンをクリック。
ログイン画面になり、ログイン後アップグレードがはじまり、あっという間にアップグレート完了。
6.MT5.1のログインは対応ブラウザ・バージョンで・・・
MT5.1の対応ブラウザは、IE8、Firefox最新版、Safari最新版
けど、Google chromeでログイン(私のメインブラウザ)
なるほどブログタイトル、少々ずれてる・・・
けど、あまり影響がないようなので使えそう。
おまけにIE7でログインしてみる。
ブログタイトルの帯に名前がのっていない。
下矢印アイコンクリックすると、ブログ一覧が表示されるも、左メニューがかぶっている。
対応したブラウザで快適環境を。
7.カテゴリソートプラグインの無効化、カテゴリのデータ移行
カテゴリとフォルダを並べ替えるプラグイン「Sort Categories And Folders 1.0プラグイン」の無効化。
手順は、SortCatFldデータ移行プラグイン[The blog of H.Fujimoto]にわかりやすく書かれている。
カテゴリソートプラグインの削除 → 移行プラグインの実行
さて、移行前と移行後のカテゴリメニュー↓
■ソートプラグイン採用のカテゴリの並び
■プラグインなしのカテゴリメニューの並び(移行プラグイン導入前)
ソートされていない。上記画像の並びと明らかに違う。
■移行プラグイン導入後のカテゴリメニューの並び
移行が完了すると、ソートプラグインで並んでいた順番に戻っている。
このように、カテゴリの並び替えが標準機能となった。
カテゴリをウィジェットの入れ替えのように、移動させることができる。
また、親・子の階層カテゴリ関係がわかりやすくインデントされるようになっている。
とにかく見やすく操作性がよくなった。
これだけでも、MT5.1にする価値は充分にありそうだ。
8.プラグインの移行完了したあと、ページの再構築
アップグレードによる問題は、この時点ではなし。
追加プラグインがなければ、簡単にアップグレードが完了する。
さて次は、簡単なレビュー、動作確認。
9.新規記事の投稿。
!投稿画面のフォームの一部の並び替えが可能に。
キーワード、概要、タグなどのフォームを、ウィジェットのようにつまんで動かして、順序を変更できるようになった。
!プレビュー表示からの保存が可能に。
ブログ記事作成→プレビュー→保存する、のステップでできる。
MT5.0では、プレビューしても、一旦入力画面に戻ってからと面倒くさかったので、MT4の機能が復活したね。
その他の新機能は、SixApartで↓
MT4のユーザのバージョンアップは、SQLiteデータベース使用の場合、MySQLへの移行がネックになってくる。
バージョンアップを考える前に、オープンソースであるMTOSを利用して新規インストールを行って、使用感などを体感するのもよいかもしれない。