※この記事は2017年4月の記事です。MTの古いバージョンの情報なので、参考程度にお読みください。
MovableType6が、2013年10月にリリースされて、現在最新バージョンが6.3.3。
既に6.2.xの技術サポートは、2017年8月で終了している。
当方もようやく、MT6.3.3にバージョンアップしたところである。
そして、2018年初めに新バージョンMovableType7が発売されるとシックスアパートから発表された。
バージョン6は、約3年半の役割を終える。
とはいえ、メンテナンス終了日は2019年、製品ライフサイクル終了日は2020年となる。
Movable Type ではプロダクト・ライフサイクルポリシーを制定し、通常、新バージョンのリリース日から1年後に「EOM(End of Maintenance):メンテナンス終了日」となり、2年後に「EOL(End of Life):製品ライフサイクル終了日」としています。
引用:Movable Type ニュースより
毎回新しいバージョンが発売になると、既存バージョンユーザの扱いも発表される。
今回は、恒例の既存ユーザの「優待価格」という説明ではなく、
「Movable Type 年間メンテナンス」
という名前のライセンスを購入することで、優待価格でアップグレードが可能になるということだ。
価格は、30,000円(税抜)
6ユーザでない5以下のユーザは、新規購入と同様の金額90,000円(税抜)となる。
MT3からのユーザである当方の今までの購入履歴&優待価格と比較すると、
アップグレード版購入
MT3 → MT4 45,000円(税抜)
MT4 → MT5 20,000円(税抜)
MT5 → MT6 50,000円(税抜)
(※期間限定の更に割引優待もあったかもしれないので、上記は通常の優待価格ではないかもしれない。)
今回の30,000円、前回のアップグレードから比べると安くなっている。
現時点でのMT7購入の可否は、まだ発表されていないバージョン7の機能が発表されるまでの保留事案となった。
但し、機能や金額だけで迷っているだけではない。
ここ数年のCMSツールの流れやネット環境の変化とも合わさって、最適な選択肢を考えあぐねているところがある。
今は買ってもいいかなぁとも思っている(2017年4月現在)
2014年4月にMT6にした当時、WordPressがどんどん勢力を伸ばすであろうと予想された年でもあった。
なので、次のMTへのアップグレードはないだろう、次の自サイトはWordPressで構築するだろうと考えていたことを憶えている。
確かにそれ以降、モバイルフレンドリー、スマホファースト(MFI)という環境変化から、MovableTypeで構築されたサイトは、WordPressで構築されたリニューアルサイトへの移行が加速していった。
レスポンシブWebデザインでおしゃれで斬新、スマートなWPサイトが増えている。
確かに新規案件を提案する場合、WordPressを選択肢にあげる。
もちろん、業種や目的により提案するCMSやサービス・ツールは異なってくるが。
ただWPが浸透してきた現在、WPの問題点も見えてきている。
この問題点については、また別の機会に取り上げたい。
それぞれの特性を知り、メリット、デメリットを充分に理解して運用しなくてはならない。
いずれにしてもそれぞれのCMSツールは万能ではないことがMT、WPを構築・活用して感じたことである。
で、今現在は、自サイトのリニューアルは、MovableTypeかWordPressで迷っているのである。
3年前は、WordPressの選択肢の比重が大きかったが、今は五分五分である。
WPほど柔軟なカスタマイズは出来ないかもしれないが、MTの方がメンテナンスやカスタマイズが楽なのである。
これはあくまでもMovableTypeを長年使ってきたユーザとして、またカスタマイザーとしての見解である。
またWPも3年構築してきた感想でもある。
MovableTypeからWordPressへシフトした要因はいろいろあり、WordPressが現時点では優位にあるが、それでもMovableTypeも捨てがたいのは、優待価格で買えるからだけだろうか・・・・
あと、1年弱に迫ったMT7の進化を待ってみようと思う。
ということで、本サイトのリニューアルは2018年初頭となる。