会社サポートを行っている基幹システムがダウンしていると朝からヘルプの電話。
このシステム、富士通システムズのパッケージソフト生産情報システム PRONESをベースに利用している。
そのシステムが朝から使えず、サーバを再起動してもだめで業務ができない状態とのこと。
システム会社に連絡すると、他のクライアントからも同じ不具合がでている情報があり原因が判明。
ウィルスバスターのウイルスパターンファイル4.995.00へのアップデート後に発生した不具合であることがわかった。
「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」(サーバで集中管理し、クライアントを監視するタイプ)を停止し、サーバを再起動しシステムを立ち上げることで業務が再開。
朝からシステム会社の担当の方に対処していただくものの、復旧は2時過ぎ・・・
導入してから約3年、稼動がこれほどまでにストップしたのははじめて。
危機管理としていろいろ対策をとってはいたものの、危機管理の中の一つ、ウィルスバスターにしてやられるとは、なんとも納得いかない。
トレンドマイクロからは、15時すぎに報告と対応のページがアップされたようだ。
今回は、個人用のウィルスバスターではなく、ビジネス用に利用されているサーバ一元化管理のウィルスバスターである4種類。
そして以下の条件のときに起こる不具合。
■対象製品
・ウイルスバスター コーポレートエディション
・Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ
・Trend Micro Client/Server Security
・ServerProtect for WindowsNT
■発生条件
この現象はウイルスパターンファイル 4.995.00 適用後に、メールファイルやデータベースなどの大容量(大きいサイズ)のファイル検索を行う際に発生する可能性があります。
この2つの要件に該当したためのトラブル。
11月に「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」に移行したばかりであった(^^;
たしかに導入しているすべてが不具合をおこしたわけでもないようで、他の会社でも利用していたが、販売管理システムには影響はおこらなかった。
明日、ウィルスバスターのアップデートを行い、再確認作業を行う。
今日の業務の支障がどの程度、影響が残っているか・・・通常、当たり前に動いているシステムのありがたさを痛感するとともに、予測できぬトラブルには頭が痛いところである。
いつも対応してくれるシステム会社、担当各位、いつも感謝しております<(_ _)>