「うごくひと2」の利用者は、簡単に移行ができる。
新サービスは、スマートフォン対応になったことであるが、モバイル解析のみに特化したものでなく、PCをはじめとするすべての端末に対応しており、端末別の解析を中心にしたデータを提供する。
また、 どこの組織からのアクセスかを調べるアクセス解析ツール「なかのひと」の機能を継承した機能である「地図」サービスも提供されている。
今回は、スマートフォン表示に対応しているWebサイトへ設定することにした。
推奨しているFacebookアカウントによる新規ユーザ登録を行った。
新規ユーザー登録 http://admin.smartphone.userlocal.jp/ へアクセス
(以後、ログインページとなる)
[FacebookIDでログイン・新規登録]をクリック
(Facebookアカウントを使わず、メールアドレスでの登録もできる)
Facebookアプリの許可の可否ページが表示される。
5個の項目についての許可を求めてくるが、この許可の同意は、
「ソーシャルメディア解析ツール Social Insight」も併せて利用できるための許可になる。
そのためのFacebookアカウントからの登録であるが、利用は後日考えるので、今回は[スキップ]を選択する。
初回[スキップ]を選択しても、次回のログインでまた下記のページが表示されるので、状況に応じて許可を行うことになる。
計測サイトを登録する。
1アカウントで3サイトの計測が可能。
[登録]ボタンを押すと、Webサイトに設置する解析用タグが表示されるので、</body>タグの直前にはりつけることで計測が開始される。
この解析タグ、結構なボリュームである。
タグ解析後、すぐにリアルタイム計測が開始された。
念のため、Googleアナリティクスのリアルタイム解析と比べてみたが、同じ計測結果であった。
「User Local スマートフォン解析」は、OS、ブラウザ、参照元、キーワードが1行で表示されるので、よりリアリティが感じられる。
またこのリアルタイム情報で、実際にスマートフォンや携帯電話でアクセスして計測されているかを確認できる。
同タイム時の解析データ
「User Local スマートフォン解析」
Googleアナリティクスのリアルタイム
「User Local」では、リアルタイムの各10分ごとの合計PVをグラフに表示し、前日と比較ができる赤・青の折れ線グラフが表示されている。
各端末の詳細を日別、月別、曜日別などで見たい場合は、上部メニューのデバイス別のアイコンにアクセスする。
アクセス元>地図メニューが、「なかのひと」の機能になっている。
まだ設置して間もないが、通常のアクセス解析として充分機能する解析ツールであると思う。
Googleアナリティクスのモバイル解析の補完としても強い味方となりそうである。
スマートフォン対応サイトが今後も増えていく中で、ユーザの増加が見込めると思われる。
その後の無料化の継続、有料課金などへの変更もありうるのか、今後の動向にも注目していきたい。