せめて2ヶ月ほどデータがそろわないとデータ比較などの機能も試すことができないが、とりあえずの使用感。
メニューをクリックしてデータが表示されるのが遅い。
これは、Googleアクセス解析に比べ、かなりのストレス。
頑張ってデータ解析してるのね~って印象。
全体の表示が小さい。A4レポートに提出するという印象でこじんまりとしているイメージ。
さて、各メニューについて
■ナビゲーション>経路分析(URL別)
この機能、なかなか使える。
これが今のところ、一押し!

訪問者がどのようにサイト内を移動したかが、URL別にツリー状で表示され、さらに経路を追うには、ツリーの横に表示されている矢印をクリックすると、経路の続きを確認できる。

上記のように経路アイコンとURLで表現されている。
これは、視覚的にもとてもわかりやすく、ページ遷移が理解しやすい。

ただ、上位ページ5経路しかデータが表示されない。
もう少し表示される経路を増やすか、もしくは指定したページの経路が追えるとアクセス数が少ないページ、新規ページの検証がさらにしやすくなる。
■トラフィック>新規訪問数vs再訪問数(Googleは、ユーザー>新規ユーザーとリピーター)

グラフの表示の仕方が、積み上げ棒グラフ。
このグラフ表示法、Google Analyticsにはないのでちょっと新鮮。まあ、配色はともかく(^^;
基本的にYahooのグラフは、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフと一般的に利用するグラフである。
Googleは、さらにこの比較を「セッション」で訪問数だけでなく、別のセッション項目でみることができる。
ただ、ここまで利用できるユーザは中級クラスになってくるけど。
■期間の比較

グラフ右上部に、比較ボタンがあり、これをクリックするとカレンダーが2つ出てきて設定できる。
ただ、比較結果は、表一覧では、各データが表示されるプラスマイナス値が表示されるが、グラフには比較された2データは反映されない(比較元のみのデータ)。
トラフィック>ページビュー、訪問者数など一部のメニューには比較がなぜかないなぁ。
Google Analyticsなど別のアクセス解析ツールと併用しているので、データ結果は基本的にほぼ同じ。
Yahooは、データを素直に出力されている1~2次元解析。
Googleは、2次元~4次元、さらには多次元から解析できるツール。
ただ、Googleアクセス解析は、機能は豊富だかとても、いやかなり難しい。
理解した上で利用すると解析・検証ツールになるが、まだまだ使いこなせる人は少ない。
それに比べて、Yahooの方はエクセルで解析を行うような感覚で結果を表示している。
誰にでも受け入れやすい、馴染みやすい感じがする。
もちろん、期間比較などそれぞれのメニューにはオプション機能もあるので多少、表示を変更することもできる。
なので、アクセス解析デビューの初心者にはGoogle解析よりも敷居が低い。
アクセス解析の独特な用語を覚えるのに大変なので、すごい機能はあとからでよい。
ということで、Yahooアクセス解析、今後、機能バージョンアップが期待されるので、このバージョンアップとともにアクセス解析初級から中級へとユーザも成長していくにはよいツールになるだろう。
今からはじめるユーザには、とてもよいタイミングである。
中級クラスになったらすぐに利用でするように、もちろんGoogleアクセス解析の設定だけは同時にしておこう。